剱岳2020年8月29日〜30日その2

2日目

AM3:00 起床 各自朝食を済ませ、

4:00 出発、ヘッドライトを付け、前日、下見に行った剣山荘を目指す。

下見に行っておいて良かったー。

下見に行ったおかげで、ヘッドライトの灯だけでもスムーズに歩け、30分弱で剣山荘に到着。

剣山荘到着

裏手にある登山道から本格スタート、

今回のメンバーは、全員剱岳チェリーなので、ワクワクドキドキ。

先行者が何人かいて、道に間違えることなく、ひと安心。

真っ暗の中を登って行くと、東の空が徐々に明るくなり、1番鎖場に。

1番鎖場、2番鎖場と鎖を使う事もなく、難なく登れ、徐々にガスの中へ。

先行者の灯り

視界もどんどん明るくなり、

徐々に明るくなってくる
4番鎖場

3番、4番鎖場を超え、5:30前剱に到着。

周囲はガスで何も見えず

ガスの中、ここからが本格的な鎖場がスタート。

先行者の女子2人
5番鎖場
ノリさん

5番鎖場は見た目ヤバく、落ちたらサヨナラだが、足場がわりとちゃんと有り、難なくクリア。

この角度からだと足場がしっかり見える

6番は下り、

6番鎖場下り

7番平蔵の頭は、登り専用と下り専用と分かれ、登ったあと、また下りに、

7番
7番ノリさん

8番平蔵のコルも難なくクリア、

8番
カニのたてばい

9番のカニのたてばい、ここが登りの核心部、女子が若干手こずり、見てる方もヒヤヒヤ。

まゆみちゃん、ヒヤヒヤだったぜー!

その先はビクトリーロード。

登りの難所を過ぎ
もう少し

スタートから2時間50分で、剱岳登頂。

記念撮影その1ガスガス

山頂はガスで眺望ゼロも

徐々にガスが切れ始める。

流れる雲達、雲海、別山尾根、剱沢、日本海、360°の素晴らしい眺望。

日本海

去年の槍ヶ岳同様、山頂で晴れるパターン。

記念撮影その2

登りよりも下りの方が危ないので、慎重に下山開始。

下山します

途中、人生初のブロッケンに遭遇。

ブロッケン

そして下りの核心部、10番鎖場カニのよこばいへ。

カニのよこばい

登りと違って晴れているので、高度感があり、

第一歩目は、右足から言う事前情報と、アンカーボルトもわかりやすく、難なくクリア。

梯子は濡れて滑るので慎重に。

濡れて滑りやすい

短い11番をクリア、12番は20mの登り、

12番登り

13番鎖場は登り、ここまで来たらひと安心。

前剱辺りで小休止、ここからの剱沢がまた絶景。

絶景の剱沢

行きはガスで全然見えなかった剱岳が、振り返るとドーンと鎮座。

ドーン

良くこんなとこ登ったなーと感心、

9:30剱沢キャンプ場到着。

テント撤収。

さよなら〜 剱沢

ここからの帰りが辛く、剱御前小舎まで登り、雷鳥沢まで下り、室堂までまた登ると言う。

登りが辛い

13:20 室堂到着

やっと到着

2日目、行動時間9時間、

日本最後の未踏の地と言われていた剱岳

11ヶ月ぶりのテン泊装備と言う事もあり、体力的にもかなり応えましたが、

ナイトハイクから始まり、山頂ではガスから晴れの大絶景、スリリングな岩場も経験でき、大変素晴らしい山行になりました。

結局、剱沢からは姿を見せなかった剱岳。

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